2016年5月26日木曜日

ブログ20回目_アクリル押出板切削編

ブログ20回目、こんにちはヤマテック企画部 川口です。_アクリル押出板切削編

真夏の炎天下を思わせる昨今ですが、これから数日梅雨入り前の前哨戦といった感じで
雲行きが怪しい5月26日の今日。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今朝は少し歩くだけでうっすらどころか汗がジワリと吹き出し、
『この時期でこの暑さ、本番はどうなんのサ?』と今夏の心配も湧き出てしまいます。

さて、弊社がルーター稼働し始めて数か月。多種多様なアクリル·塩ビ等カットしてきましたが
ビット(ドリル刃のことで主にルーターの刃に用いられる用語)の持つ特徴や個性を理解するために
試切削を幾度と繰り返し、各材料に合わせてヘッド回転速度や送り速度を数値化しています。
これらは数式さえ理解できていれば簡単に数値を導き出せるのですが、
押出板の場合そう簡単に当てはまりません。
ビットのΦ·刃の枚数が違うだけでも材の削れ具合も変化するうえ、
溶着やナイフマーク(材を削った刃跡)等材に与える影響も気にしなくてはなりません。
切削後のアクリル押出板小口(5mm)画像
上の画像は透明アクリル押出板5mmを切削した小口で、
上から下にかけて粗仕上げ~仕上げとなります。
ストレート刃だけでも方法によってはスパイラル刃に負けない結果が得られるため、
押出板でこの仕上がりなら』、と自己満足せず、
あくなき探求心でお客さまの満足度を高めたいと思っております。ハイ(^^;)
…と言っても押出板。キャスト板より少々加工の手間も時間も掛かるのは確かです。ハイ(^^;)

この後加工といたしまして、用途に合わせたミガキ各種も別途ご依頼いただけます。

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パネルソー増設

この度ヤマテックでは大型パネルソーを導入致しました。 今回の導入により縦幅3000mmのカットが可能となり、 長尺カット品の納期短縮にて今後ご対応させていただきます。 皆さまのご用命、お待ちしております。